教育の格差を無くし、社会人デビューを目指したい
教育の格差について考えてみます。教育とは、いったいどのようなことを指すのでしょうか。学校を中心に学ぶ学習のことなのか、生きていくうえで大切な世間一般常識のことなのか。いろいろな考え方がありますが、ここでは学校を中心に学ぶ学習について書いてみます。
昨今、教育の格差として親の収入より受けられる質で左右されることが言われるようになっています。つまり、富裕層の子どもは良い環境が与えられ、そうでない場合不十分となり、貧困な家庭の貧困が子供世代まで受け継がれるということが多くみられます。
実際に最近の中学校では、塾ありきの授業となっており、貧困と言われる家庭では、塾に通う費用の捻出が難しく、格差が生まれています。また、貧困ではないとされる家庭でも、大学生では50%以上の学生が奨学金に頼っているため卒業する時点ですでに数百万の負債を抱えての社会人デビューとなる場合も増えています。できることなら、社会に出る際、マイナスを少なくした状態で送り出せればと考えます。